移民問題

 「横浜のアオヤギ行政書士事務所」が移民の問題点につき解説いたします。 ご質問やご意見は下記のフォームに記載の上、メールにて送信下さい。 返信希望のご質問は、貴メールアドレスの記載をお忘れなく。


 超少子高齢化に伴い労働者人口の激減対策の一つとして、安倍政権は、移民を推奨する計画の様子です。 しかし、移民を進めてきている米国、フランス、ドイツ、カナダ、オーストラリアなどの国々は、大きな問題を抱えており、その対応に苦慮しています。

 最近特に、文化、宗教、人種の違いが、本国人と移民との軋轢となってお互い睨み合っている現状があります。 日本が移民政策をとると、その殆どが、貧しい中国人移民になると思われます、そして、犯罪が増加し治安が悪くなり、最後は、乗っ取られてしまいかねません。


ドイツの移民

 ドイツは第2次世界大戦後、移民国として発展してきました。 政治的に迫害を受け、庇護を求める難民も積極的に受け入れてきました。 今日では全人口の5人に1人が移民の背景を持つ住民となっています。 移民の背景を持つ人々は年々増加していますが、ドイツ人の人口は、少子化などを背景に年々減少しています。 

 移民の多くは、ドイツ語ができない、十分な教育を受けていないなどで就職できず、生活保護を受けて生活している人々も多いです。 移民男性による犯罪率が高いことも統計で明らかになっています。

 移民の多くが(約400万人)が信仰するイスラム教徒で、これに対しても国民の半数以上が懸念を示すなど、移民との未来に不安を抱く国民が多いです。

 

フランスの移民

 フランス紙襲撃テロ事件が1月7日に起こりましたが、この事件は、モハンメドの風刺がを書いたことが原因と考えれています。 しかし、この犯罪者はイスラム過激派の移民が起こした事件でもあります。

 フランスの移民の歴史は、19世紀後半から、出生率が低下し、第一次世界大戦以降、大量の移民を受け入れてきました。 第二次世界大戦後の経済成長期には、安価な労働力として大量の移民がフランス経済を支えてきました。

 しかし、1974年、フランス政府は、国境の閉鎖と就労目的の移民の受け入れを停止しました。 その理由として、外国人労働者が権利を主張して、ストライクが発生するなど、社会、経済、政治問題に発展していました。


アメリカの移民

 アメリカの南部国境に不法移民の流入が止まらないのはもう何十年も前からですが、現状は前代未聞です。 身分を証明する書類を持たない子供が、子供だけで毎日何百人も国境を越えてくるのです。 年に換算すると5万人以上という異常なペースです。

 アメリカの南部国境というと、その向こう側はメキシコになりますが、この子供たちがメキシコ人だと判明すれば、問題は比較的簡単です。 簡単な手続きで国境の向こうに強制送還することになるからです。 メキシコ政府も、こうした措置に関しては了承しています。

 問題は、この子供たちがメキシコ人ではなく、 中米の主としてエルサルバドル、グアテマラ、ホンジュラスの3カ国の出身のようです。 この3カ国からは、メキシコのアメリカとの国境地帯まで、飛行機やバスの「ルート」があり、コンスタントに子供たちが送られてくるのです。

 主な原因は、この3カ国の治安が極端に悪化しているからです。 このまま母国に留めておいて殺される危険よりはマシという考えから、多くの親が金を払って子供を「業者」に託すという構図があるわけです