帰化が難しい上位5か国は

 「横浜のアオヤギ行政書士事務所」が、帰化が難しい国につき解説いたします。 ご質問やご意見は下記のフォームに記載のうえ、メールにて送信下さい。

 

 世界で、1番帰化が難しいのはオーストリア、2番ドイツ、3番日本、4番スイス、5番米国となっています。 

 最難関とされたオーストリアは、同国に連続して15年以上居住しなければ帰化を申請することはできません。 二重国籍も、日本同様に、認められていません。オーストラリアの永住権も、要件が厳しく、下記の4種類があります。 

①技術独立移住査証

 若くて教養、技能、英語力があり、オーストラリアで仕事を簡単に見つけられることがで

 きる人が対象です。 ビザ申請時にスポンサーを必要とせず、ポイント点数制度によって

 審査されます。

②高度な技術や資格を持ち、オーストラリアないの雇用主にスポンサーされる人が対象で

 す。 審査はポイント選考以外の一般審査となります。

③家族関連査証

 国際結婚や近親者からの呼寄せが主な対象です。 フィアンセ査証、パートナー査証、呼

 寄せ査証の3種類があります。

④事業関連部門査証

 2012年7月、大幅改正され、4から2タイプに整理集約されました。

 

ドイツは帰化申請までに、2000年以前の旧国籍法では15年でしたが、現在は、8年以上居住で可能となりました。
 帰化要件

 ①外国籍の放棄

 ②滞在許可または滞在権の所有

 ③前科がなく、憲法に反する目的を追求しないこと

 ④社会保障を受けることなく自分と扶養家族を養うことが可能である

 ⑤十分なドイツ語知識


  日本は永住権を申請するまでに、基本的に、連続して10年以上居住しなければならないとされています。 基本的にとは、日本人配偶者からの申請や、高度人材からの申請は例外措置となています。 帰化申請はこれより短く、5年以上の居住歴があれば行うことができます。規定では申請に要する時間は6カ月~1年とされていますが、実際には2年以上かかることが多いです。 


 スイスの永住権を取得するには、連続して10年以上居住する必要があります(EU加盟国を除く)。 永住権と同時に帰化申請を行うことも可能ですが、帰化申請の際はスイス社会に溶け込んだという証明が必要になります。 一方、スイスは二重国籍を認めています。

 米国は移民の国ですが、2000年以降は永住権取得も帰化も手続きが複雑になりました。 家族と共に暮らしているか、仕事をしているかのどちらかが必須となっています。 米国は5年以上の居住歴があれば帰化申請ができまう。 また、二重国籍を認めています。

 

 

 

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コメント: 1
  • #1

    大津 (金曜日, 10 3月 2023 11:30)

    はじめまして

    近々ドイツに赴任予定ですが、移住の条件は上記から変更無いかご存知でしょうか?
    お手数ですが、教えて頂けますと幸いです。